近所のスーパー
知ってる人しかわかんねーだろうから、言うけど吉野のマルナカね。
僕はあの近くの塾に通ってまして、
三年になってから時間割変更で毎日のように塾にいってんのね。
勉強してたらお腹もすきます。
で、よく買いに行くんですよ。お弁当とか、お菓子とか。
それで毎日のように行ってたら気づいたのね。
ここが、
ロックンロール・スーパー・マルナカだってことに。
なにがロックンロールかって?
18世紀の音楽家エリックサティが提唱した「家具の音楽」
それをうけてロキシー・ミュージックのブライアンイーノが提唱した「アンビエントミュージック」・・・
つまりはBGMですね。
そのBGMがあそこの店は驚いたことに素晴らしくRock色にあふれております。
普通スーパーなんかじゃ流行りもののポップス(BoAとか)や、
ちょっとなつかしの歌謡曲なんぞがカラオケバージョンみたいな感じで、
ボーカル抜きで流れていたりするんですよね。
しかし、ロック・スーパー・マルナカは違う。
あそこで流れてくるBGMはロックファンなら誰もが食いつくような曲ばかり。
(普通の曲も流れますが)
僕の聞いた限りでは、まずは
元X-JAPAN 故hideの
ソロアルバムJa,Zooから「Breeding」
hideは認めよう。
オリコン1位とかとったし。
何故こんなマイナー曲?
確かにこの曲はhideの曲の中でも
最もへヴィとポップのバランスがとれた名曲のひとつです。(実は昔hideファン)
でもわざわざこれじゃなくても…。
逆に探すのが難しい気がしますよ。
次、
ボン・ジョヴィ「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」
ニルヴァーナ「スメルズライクティーンスピリット」
往年のハードロック&グランジですね。
ボン・ジョヴィは知ってる人が多いでしょう。
それはいいとして
確かに有名曲だけどニルヴァーナを流すスーパー(=ロック)を初めて知ったよ。
んでカラオケだから、
店内に響き渡る僕の着メロ
みたいな感じなんだよね。
次、
70sグラムロックの名曲で
オアシスもカバーしたスレイドの「カモン・フィール・ザ・ノイズ」
誰もしらねーよ( ;´Д`)
(クワイエット・ライオットのハードロックバージョンかも知れませんが…。)
ニルヴァーナ流すとこからして
すでにロックですが、こんな局所爆撃をかますとは…。
マルナカのロック偏差値はかなり高めと思われます。
んで、きわめつけが今若手注目株のThe Killesの「Mr.Brightside」
おいおい、これ僕の
最新洋楽ヒットCDの中に入ってるよ…。
(おれの価値観スーパーと一緒かよ…。)
あのイントロをマルナカで聞いた時には思わず「ぇ…」って声を上げました。
素晴らしいですね。
でも何がロックかって言ったら
往年のハードロックから洋邦のマイナー曲、
さらには最新ヒット曲まで流してるのに
誰も気づかない(気にしてない)マルナカの客
そしてそれでも流し続けるRock・Super・Marunaka!!!
まるで、
世界を変えようとロック少年がラジオ局を
ジャックしたみてーだ。(´д`)
こんなところにロックのひとつのありようが存在したなんて…。
ビックリデスネ。